こんにちは、薬剤師カリムです。
今、あなたの国試の勉強は進んでいますか?
「なんとなく始めたけれどモチベーションが上がらなくてやめてしまった。」
「やろうと思ったけれど何から手を付けていいか分からない。」
「勉強しないといけないことは分かっているけれど、結局何もやっていない。」
こんな方も多いのではないでしょうか。
その気持ち、非常によく分かります。
当時、僕もそうでした。
「まだ時間があるから。。。」
これを言い訳に国試直前まで碌に勉強せず、
文字通り、死ぬほど苦労しました。
皆さんは僕のようにならないよう少しずつでも勉強するようにしてくださいね。(笑)
とはいえ正直なところ、いざ勉強しようにも何から手を付けていいのか分からないですよね?
なんとなく青本1冊目の物理から始め、即挫折。そっと青本を閉じた。
こんな人が多いのではないでしょうか。
断言します。
国試の勉強で
まず手を付けるべき
科目は生物です。
なぜなら、
・理解すべきこと、暗記すべきことのバランスが良いから
・生物は薬理、病態・薬物治療の基礎になるから
という2つの理由があるからです。
順を追って説明していきましょう。
1.理解すべきこと、暗記すべきことのバランスが良い
薬剤師国家試験の勉強は理解と暗記の2本柱で成り立っています。
国試の範囲を分野で大別すると下の図のようになります。(実務は除く)
基礎科目のうち物理と化学は理解の比重が大きく、講義等でしっかりとポイントを抑えながら勉強していく必要があります。
勉強の成果が見えづらくモチベーションを高く保つのが難しい科目です。
一方、生物はそこそこの暗記とそれを基にした理論的な理解でどんどん実力が付くため、前に進んでいる実感を得ながら勉強することができます。
2.生物は薬理、病態・薬物治療の基礎になる
上で示したように薬理、病態・治療も比較的暗記と理解のバランスが良く、実力の付きやすい分野です。
さらに、生物の理論を臨床的に応用した内容となっているため、無駄なく勉強を繋げていくことができます。
生物→病態・治療→薬理と勉強を進めていくことで、
国試の1/3以上の内容を早い段階で身に着けることができます。
勉強の道筋が立てやすいので、次に何を勉強するべきかという判断にエネルギーを使わなくて済むという点も魅力です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
・何から勉強すればいいのか分からない
・勉強をどう進めていけばいいか分からない
という悩みを抱えているならば、是非生物から勉強を始めることをお勧めします。
勉強の仕方については以下の記事を参考にしていただけると幸いです。
では、またお会いしましょう。