他人との比較はやめよう。国試の勉強は戦いじゃない。

他人との比較は不合格への第一歩

こんにちは、薬剤師カリムです。

 

模試の結果や勉強の進捗などいつも自分と周りを比較して一喜一憂しているあなた。

 

その他人との比較が

あなたを合格から遠ざけているとしたら?

 

今回は国家試験の勉強において、やりがちな周りとの比較と

それが引き起こすデメリットについてまとめていきます。

 

やってしまいがちな他人との比較3選

・勉強の開始時期の比較

・勉強時間の比較

・成績の比較

 

1.勉強開始時期の比較

「あの子はもう勉強を始めているのに自分はまだ始めていない」

「なんで自分はこんなに意識が低いのだろう」

「でも友達はまだ勉強始めてないっていうし大丈夫かな」

 

こんなことを考えることはありませんか?

 

僕は大学時代いつも誰かと比較していました。

 

勉強を始めた友人を見て焦り、まだやっていない同級生を見て安心する・・・。

でも、何の解決にもなりませんでした。

 

勉強をいつから始めたのか、

それは国家試験の合格には関係ありません。

 

試験の1か月前に始めても受かる人はいるし、

1年前から始めても落ちる人はいます。

 

たとえ人より勉強を始めるのが遅かったとしても、

ちょっとしたコツ考え方がわかっていればいくらでも取り返せます。

 

別に、他人と足並みをそろえて勉強をする必要はありません。

自分が必要性を感じたのなら勉強を始めればいいんです。

 

2.勉強時間の比較

「あの子は1日8時間も勉強しているらしい」

「あの子と比べて自分は全然勉強していない」

「だから自分はダメな奴だ」

 

他人と勉強時間を比べるのもやりがちですよね。

 

でも、大抵の場合自分を責めて終わり。

勉強時間が増えるわけではないんですよね。

 

「人より全然勉強してない」

 

というのは、失敗したときの言い訳にもなるし、

成功したときは凄そうに見える魔法の言葉なので

ついつい使ってしまいます。

 

「人より勉強していないから無理だった」

「人より勉強していないけどできる自分凄い」

 

という考え方は精神の弱い僕が自尊心を保つのに

とても都合の良いものでした。

この考え方を

 

セルフハンディキャッピング 

 

と言います。

(実は国試の問題で出題されて知りました。)

 

この考え方をしているうちは、

変わろうと思っていても変われないんですよね。

 

セルフハンディキャッピングの沼から這い出るには

言い訳をしている自分に気づき、

 

今できることを一つずつやっていくしかありません。

 

勉強時間は勉強量の目安の一つにすぎません。

人より勉強時間が短くてもちゃんと合格できます。

 

人の勉強時間を気にして一喜一憂するのはやめて

青本の章を一つ、やり切ってみませんか?

 

3.成績の比較

模試を受けるようになると、人と成績を比較したくなりますよね。

 

もし、あなたが人一倍の負けず嫌いでなければ

成績の比較はやめた方が無難です。

 

優秀な人と比較すれば落ち込むし、

出来の悪い人と比較すれば慢心する。

 

勉強のモチベーションが下がるだけで、

何もメリットはありません。

 

薬剤師国家試験は大学受験とは違い、

だれかとの競争ではありません。

 

ボーダーラインを超えさえすれば

合格するんです。

 

模試の点数がどうであれ、本番に合格点を取れれば問題ありません。

満点だろうと及第点ギリギリだろうと合格すればあなたは薬剤師です。

 

他人の成績なんて何の関係もありません。

 

比べる相手はただ一人、

過去の自分だけです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

競争社会で生きてきた僕たちは他人と比較することが多いです。

 

特に自尊心が強い人、自己肯定感が低い人は他人と比較する傾向が

強いように感じます。僕自身もそうでした。

 

人と比べて自分のダメなところを見つけて

自己否定をすることで安心する。

でもそれを認めたくはない。

 

こういうジレンマに陥って悶々としている人も

結構多いのではないでしょうか。

 

国試の勉強は他人ではなく自分との戦いだと思います。

他人との比較は勉強のモチベーションを下げるだけ。

 

自分の今に全集中して、

できることを一つずつやっていきましょう。

 

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