やる気が出ない?興味を持てない分野を勉強するコツ3選

興味が無くても勉強できる

こんにちは、薬剤師カリムです。

 

薬剤師国家試験は試験範囲が広いので、勉強するのが大変ですよね。

 

中には全く興味を持てない分野や勉強するのが苦痛な分野もあるのではないでしょうか。

 

興味がないことは勉強していても覚えられなかったり

集中力が続かなかったりして苦労しますよね。

 

今回は興味を持てないことを勉強する時のコツをお伝えしたいと思います。

 

興味を持てない分野を勉強するコツ3選

・勉強のハードルを下げる

・勉強する日時を細かく設定する

・基礎知識を付ける

1.勉強のハードルを下げる

あなたは「勉強する」という言葉を聞いて

何時間も机にかじりついてノートをまとめたり、

ひたすら問題を解くことを想像していませんか?

 

しかも、それが嫌いな科目や苦手な分野だったら?

 

それは勉強というより拷問ですよね。

 

誰だってそんな苦痛は感じたくないし、

勉強する気が起きないのは当然です。

 

勉強のハードルはもっと低く設定してかまいません。

 

具体的には、

 

「青本を開いたら充分」

「10分続けて勉強できたらエラい」

 

これくらいで丁度いいでしょう。

 

興味が無くても将来に向けて勉強しようとしている時点であなたは充分頑張っています。

 

「頑張って勉強」する必要はありません。

「少し手を出してみよう」くらいの感覚で気軽に始めてみましょう。

 

僕も勉強のハードルはものすごく低い状態からスタートしました。

 

僕の最初に立てた目標はなんと、

 

「とりあえず、9時になったら開かなくてもいいから青本を机の上に出すこと」

 

勉強するどころの話ではありませんね。

 

それでも、実際に机の上に出してみたら、

 

「まあ、少しくらい勉強してやってもいいかな」(何様?)

 

と、すんなり勉強を始めることができました。

 

興味が持てないことでも勉強のスタートさえ切ってしまえば意外と勉強を進められるものです。

 

もし、10分勉強してもやっぱりしんどいと思ったら、その時はやめても構いません。

開いているページだけ目を通したら、他の科目に移ってしまいましょう。

 

その見開き1ページが今日のあなたの成果です。

興味が持てないことでもちゃんと勉強できています。

 

たくさん勉強できなかった自分を責めなくても大丈夫です。

勉強を始めただけで、あなたは充分すごいです。

 

続けていれば、必ず前進できますよ。

 

2.勉強する日時を細かく設定する

興味がないことや苦手なことは無意識に避けてしまいがちですよね。

 

興味がないものこそ、勉強の予定を細かく決めてしまうのがコツです。

ポイントは2つあります。

 

・可能な限り具体的に設定する

・プランBを用意しておく 

 

順を追って説明します。

 

・可能な限り具体的に設定する

勉強予定を具体的に設定するとはどのようなことでしょうか?

 

「毎週水曜日は物理の日とかにすればいいの?」

 

それでは不十分なのです。

 

曜日と時間、できれば場所と初動も決めましょう。

 

例えば、

 

「水曜日の朝9時から、自宅の机で物理の青本を開く。」

 

というように、考えなくてもできるくらい細かく設定すると良いでしょう。

 

また、場所の指定は、

 

「図書館」とか「カフェ」など移動を伴うものに

「しない」ことをおすすめします。

 

理由は簡単。

「勉強のハードルが上がる」からですね。

 

せっかく日時を決めたのに勉強する場所に行くのが面倒になっては本末転倒です。 

可能な限りハードルは下げておきましょう。

 

・プランBを用意しておく

せっかく細かく設定してもそれが守れなかった時、

私達は挫折してしまいます。

 

毎週金曜日にジムに通うことを目標にしていたのに、

1度飲み会のためにサボったらそのままズルズルと行かなくなった。

 

似たような経験はないでしょうか。

 

完璧主義な人は特にそうなりやすいと言われています。

1度の失敗ですべてが台無しになったように感じてしまうのです。

 

そうならないように代替案を用意しておきます。

プランB、できればプランCまで用意しておくと良いですね。

例えば、

 

「水曜日の朝9時から、自宅の机で物理の青本を開く。」

 

という予定が達成できなかったら、

 

「9時にスタートできなければ1時間遅れて始めてもセーフ」

「水曜日にできなかった場合は金曜日の朝9時からやる」

 

というように、次善の策を用意しておくのです。

1つの予定が狂った時、次の行動が決まっていれば、

なし崩しにやらなくなるという事態を防ぐことができます。

 

興味がないことや苦手なことほど2重、3重に予防線を張っておきましょう。

 

3.基礎知識を付ける

そもそも、わたしたちはどういう物に「興味をもつ」と思いますか?

実は、

 

既に知っている事」に関連する新しい事

 

に対して、人は興味を抱くそうです。

 

つまり、

 

「興味を持てない」=「前提知識が不足しすぎている」

 

と言い換えることができます。

 

興味がない分野でも基礎知識を身につけて理解ができるようになる

興味を持てるようになります。

 

基礎知識を身に付けるためには、他の興味がある分野や知っている内容と

うまくリンクさせていくことがポイントです。

例えば、

 

生物で知った受容体の種類とそのアゴニストからアンタゴニストの勉強に繋げる

生体内のホルモンやアミノ酸の構造から薬の有機化学的な構造に繋げる

 

といったように、他の得意科目の勉強を取り入れるのがコツです。

基礎知識を身に付けて興味の対象を増やしていきましょう。

まとめ

今回は興味のないことを勉強するコツを3つ紹介しました。

・勉強のハードルを下げる

・勉強する日時を細かく設定する

・基礎知識を付ける

 

勉強の予定を細かく設定し、

下げたハードルを生かして基礎知識を付ける勉強を始め、

身についた基礎知識で興味の幅を広げる。

 

一連の流れで興味がない事もうまく勉強していきましょう。

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